全国のENEOS給油ステーションで給油が可能な、法人向け会員カードです。
全国にあるENEOSということなので、その数は2021年現在13,000カ所以上となっており、日本全国でENEOSが無いエリアを探すことが困難なほどその数は拡大しております。
つまり、ENEOS法人カードであるFCカードをもってさえすれば、給油場所に困ることは無いと言っても過言ではありません。
法人会員専用カードですので、お支払いは1か月分をまとめての後払いとなっており、ご利用明細についても利用したサービスステーション毎に数量などもわかりやすく明細に記載されており、経理上のコスト削減の一端を担っていると言えるでしょう。
それでは各項目毎に分けて法人ENEOSカードであるFCカードについて要点を説明していきたいと思います。
法人カードで気になる点といえば、まず価格というのが第一に気になる点かと思います。
FCカードでは、FCカード発行特約店(ENEOS運営会社)と、需要家様の間で取決めをさせていただいた価格で、全国のENEOSサービスステーションで給油が可能となっております。
要するに、「6月価格はレギュラー100円です」と決めたら、全国のENEOSどこで給油してもそのレギュラー価格は100円で給油出来ると言うわけです。
ハイオクや軽油に関しても同じです。
また、月間の価格の取決めを行っているという事は、その月の燃料費による予算の算出もしやすく、経理上及び経営上の負担軽減につながる事になります。
FCカード発行特約店により、価格の取決め方法は変わってきます。
ちなみに弊社、青木石油商事(株)では、全国平均価格(資源エネルギー庁公示価格を基準に算出)を適用させていただいており、取引先である需要家様との間で価格の調整を行っております。
価格の決定時期でございますが、毎週水曜日が資源エネルギー庁公表日となっております。
青木石油商事(株)発券のFCカードでは、資源エネルギー庁が公表した4週間の月間平均価格に連動し当月のガソリン価格及び軽油価格を取決めさせていただいております。
つまり、価格の決定時期というのは4週間の平均値が出たタイミングということになるのです。
※高速道路サービスステーションでは、給油価格が異なる場合がございます。
詳しくは弊社担当窓口にお問合せいただければと思います。
ご利用された料金は一か月後にまとめてのお支払いとなります。
FCカードでは、二つの支払い方法が用意されており、「銀行振り込み」または「口座引き落とし」と選ぶことが出来ます。
FCカードのご請求にあたっての請求書の発行日は、請求締め後6営業日に弊社青木石油商事(株)より発送させていただきます。
ですので、需要家様のお手元に請求書が届くのは締め後7日~8日後ということになります。
FCカードはENEOSサービスステーションで何でも購入できるというわけではございません。
レギュラーガソリン・ハイオクガソリン・軽油と、基本的に車両の燃料に特化した給油専用カードとなっております。
ですが、洗車やオイルの購入は可能な為、法人用営業車をお客様のところに行く前にキレイにしたい、オイルランプが点灯してしまった為至急オイルの補充をしたい、等のニーズには対応可能となっております。
FCカードにて現在利用可能な項目は以下の通りです。
現在新規での発行は残念ながら致しておりません。
通常は売買契約必要添付書類として下記の3点が必要となります。
万が一FCカードの盗難や紛失があった場合には、速やかにFCカード発行特約店へご連絡下さい。
(弊社から発券された場合は青木石油商事(株)までご連絡して下さい)
即座にカードロックと再発行の手続きを行います。
FCカードには盗難・紛失の保険が自動付帯しておりますので、紛失及び盗難の届け出日から《前45日》《後30日》までの合計76日間で上限20万円を保証させていただく内容となっております。
ここまでで法人カードであるENEOS・FCカードの紹介及び解説をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
法人会員様向け給油専用カードとしては、経営上の管理がしやすく、ドライバーにとっても全国のENEOSサービスステーションでどこでも給油が出来るといった利点があり、まさにWinWinのカードと言えるのではないでしょうか。
さらに、盗難や紛失時の安全も保障されており、ガソリンor軽油価格も契約単価で全国同一となる点も経営者にとってはプラスに働く要素かと思われます。